スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

7月23日 京都 脱原発と再生可能エネルギー講演・飯田哲也氏他

行ってきました。

講演者は
・関西学院大学准教授の朴勝俊氏、
・NGO グリーン・アクション代表のアイリーン・美緒子・スミスさん
・環境エネルギー政策研究所所長 飯田哲也氏

IWJ Ch.2 で配信された筈ですが、
筆記用具すら持たずに出たアホなわたしの記憶のみに頼ってざっくりまとめ。

会場あれ何人ぐらいいただろう?2、300人?
七割強がおっちゃん。そこに学生さんとか若い人たちが二割ぐらいかな。


朴勝俊氏

環境経済学的視点から、
福島原発事故の流れをふりかえり、
チェルノの例と比較しつつ、
次の原発震災が若狭湾で起こる可能性に言及。

若狭には福島第一以上に古い原子炉二機、
事故時に核爆発を起こしかねないもんじゅくん等計14基、
そしてすくすくと育ちつつある断層あり。

氏の2003年発表の試算(京大原子炉研究所の瀬尾コードをベースに
独自の経済学的コードを加えた)によると、
若狭湾の原発事故は最大460兆円の損害を生む。

汚染の被害、予想される死者数などにも言及しつつ、
「だから福島のことは京都にとって他人事ではない」というお話。
氏の提言は「避難の権利の確立」と「国民投票」。

チェルノの被害を国連等がいかに過小評価したか、
甲状腺癌のみが因果関係を認定されるにいたった過程、
氏が試算発表時に受け取った地元からの抗議文に関するアツいエピソード等。

プレゼンも上手い。話もオモロい。そしてわかりやすいので、
ぜひご一見。



アイリーン・美緒子・スミス氏

震災発生当時カリフォルニアにいて、
様々なメディアの取材を受けたアイリーンさん。
「政府の意見を聞けば今度はNGOの意見を聞くのが当たり前」
という欧米メディアと、現地の声を全く取り上げようとしない
日本の(大手主流)メディアを比較。
また、福島県内での活動に関するお話。
20ミリシーベルト問題に関する様々なエピソードなど。

やはり、若狭湾原発問題から「京都にとって他人事ではない」
京都においてもやはり事故時には20mSvが適応されるだろうこと、
琵琶湖の水源が汚染されるため関西人全てにとって他人事ではない、
という方向から、福島への支援を促されていた。

各地において人々が20mSvを適応するような災害対策マニュアルに対し
講義の声をあげること、
そしてメディアが勇気を持って取り上げた良い記事、ストーリーには
サポートの声をどんどん上げることの重要性に関するお話が印象的だった。

なんというか、愛を感じるプレゼンでした。



飯田哲也氏

朝生で触れた内容が多かったかも。
需要を多めに、供給を少なめに見積もり原発の必要性を作り出すかのような経産省。
我慢比べの節電ではなく、ピークシフトその他のシステマティックな省エネの必要性。
(ピークを構成するうち100万KWは年間で五時間しか使われず、
次の500万KWは年間165時間・2パーセント)

震災後、原発依存率を大幅に減らし、数十年かけて段階的廃炉という案には
自民やみんなの党も現在合意している。
これをどれだけ前倒しできるか。また依存度低減幅を増やせるか。
安いと言われる原発の電気が安くないこと。
発電単価が上がり続ける原子力。
いかに世界がもう原発に背を向けつつあるか。

自然エネルギーのマーケットがここ数年でどれだけ破竹の成長を遂げているか。
かつて大きなシェアを握っていた日本がマーケットの拡大についていき遅れているのか。
各国における法整備その他による市場の形成がどれだけの成長を促したか。

ちょっとお腹空きすぎてこの辺で記憶力限界だったんだけれど、
印象的だったのがデンマークのお話。

風力発電の問題点とされるのは主に三つ。
あれ、鳥と低周波と…もう一個なんだっけ?景観?

ただデンマークでは風力発電に対する苦情がとても少ない。
なぜかという点三つ。
これも二つしか思い出せないなあ・・・。


まず、事業が具体化するずっと以前に地域住民の合意による
ゾーニングが行われ、発電に利用できる土地と利用できない土地が決められていること。
そして発電設備のオーナーシップが地域にあること。
もう一個忘れた。

でもとにかく、地元イニシアティブを最優先するという形式。
質疑でもそれに関連した話が二つ。

ひとつは、食べ物とエネルギーの自給率アップを目指すNGOの方から、
質問というよりリクエストで、
あまり大きな単位ではなく、小さな分散型、それぞれの地域にあった形での
自然エネルギー体制を構築してほしい、という話だった。

ああああ、すごく共感できた話だったのはおぼえているのに!
詳細が全然出て来ない……。
もう脳みそにまわす血糖が不足していたのか。

もうひとつは、農業関連の方から。
脱原発系の運動を、有機農業に携わる方々等と中心に行っているとのこと。
孫さんの電田プロジェクトに対し、
「休耕田がなぜそもそも存在するのか」という点に全く着目せず、
休耕田をいかに利用するかという姿勢に農業者として違和感を感じるという話。

語調はいささかきつかったけれど、聞いていて
休耕田というのは農家の人にとってものすごく複雑な思いを持たざるを得ない
存在なんだな、ということはなんとなく感じられた。

対する飯田さんの答えは、
メガソーラーもまた、それを受け容れるか否かは地域の選択であり、
農業と並行した売電による収入安定等、新たなビジネスモデルも登場しているとした上で、
農業に関しては農業のプロと、これから話し合い、協力しあうことで
良い形を作って行く必要がある、というもので、
実にやわらかい飯田さんの答え方には人間的器量を感じた。

飯田さんのビジョンは、自然エネルギーの推進はすばらしいし現実的である一方、
確かに微妙な違和感と言うか距離感みたいなものをわたしも個人的に感じる。
(政治家とかそういうオーディエンスを念頭に置いてプレゼンを作成されることが
多いからかもしれないけれど)
けっこう、今の社会構造自体には肯定的なのかな、と。

だから飯田さんの講演をじかに聞くことには興味があったんだけれど、
けっこう攻撃的な反論もちゃんと聞いてくれるんだな、という
懐の深さのようなものを感じて安心しました。


岩上さんがいた。いつもありがとうございます、お疲れ様です~。

そして山本太郎さんもいた。すごい機動力。
この人もなかなか喋り上手いよな~。話まとまってるしな~。
つかかっこよかった。当たり前か。

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Author:umi238
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。